個人からの相談や想いをカタチに

2023.03.23


こんにちは。関目 峻行といいます。

普段は京都と神奈川の2拠点で、建築家の持つ職能を活かして企画づくりから場所づくり、運営まで伴走しながら広い意味でのデザインでクリエイティブ面でサポートをするような仕事をしています。

京都に移住したのが2019年。そろそろ5年目に突入しようとしています。

これまでの4年間ではさまざまな出会いやコトがありました。

西陣ネイバーフッドに関わるようになったのもその1つで2023年5月に開催された「24JIN NEXT 2022」では展示会の企画、会場構成をさせていただきました。

24JIN NEXTは、年に1回、西陣エリアで活動や事業をしている方々が集まり「今、こんなことしているんだ」「ここが困っているんだ」を共有して、前に進んでいくきっかけの場となることを願って企画しました。

そのため「あ、今年も24JIN NEXTの季節がやってきたね!」とひと目でわかるような展示台などのツールを作りました。

24JIN NEXT の入口でみなさんを迎える暖簾

24JIN NEXT 2022」や「2023」にお越しいただいているみなさんはきっと印象に残っていると思われる会場入口の暖簾やのぼり。

24JIN NEXT 2022の会場の様子

そして、「24JIN NEXT 2022」の会場では大半を、「2023」では一部分を占めていた、ダンボール製の展示台。簡単に組み立て、解体できるように差し込むだけで台になるように考えて、全て手作業で製作しました。

こういう会場構成のツールがあれば関連する企画でもわかりやすく画を作れます。

例えば、トークイベント。

展示会キットを並べてカメラを設置すれば撮影ブースのできあがり。

ひと目見て「西陣ネイバーフッド」や「24JIN NEXT」の関連だとわかるかと思います。

あとこの2年間、僕が事務所代わりに使っていた場所は道路に面した建物で誰でも自由に入れる空間だったので地域の方々が通りがかりに寄ってくれるということがよくありました。

会話をしていると時々「実はこんなことがやってみたくて…」という話が出て来るので、「それ、お手伝いできますよ」と声を掛けさせていただいて小さなプロジェクトを作ってみるということを実践してきました。

堀川通り沿いに「スペースたて680」というレンタルスペースがあります。

そこは美術部出身のご夫婦が運営しているスペースなので、クラフトや展示に関する懐が深いので場所をお探しの方は1度相談に行ってみると良い縁になるかもしれません。こちらでは、スペースのレンタルスペースに関連した展示台やアートやものづくりを行う方の作品などを気軽にゲットできる「アートガチャガチャ」をオーナーさんと一緒にDIT(Do It Together)製作して、設置させていただきました。

展示物と一緒に置いてあるQRコードを読み込むと買い物ができる「ミテチョク」

アートガチャガチャ

さらに、他には、千両ヶ辻の伝統文化祭にこれからを担う若手にも参加してもらいやすくできるように軒先のスペースだけで開催する「プチ千両ヶ辻伝統文化祭」を実験的に開催してみたり、1日でも早くコロナ禍が明けることを願って詩を書いた地域のおばあちゃんとその詩に共感したオペラ歌手と一緒に「千羽鶴」という曲作りをさせていただきました。

実はまだいくつか進行中のコトもあるのでまた今後もお伝えできるかと思います。お楽しみに。

こんなように誰かの小さな「やってみたい!」を互助の中で実現できる地域って素敵だなと思うので「西陣ネイバーフッド」のプラットフォームでネイバー登録をしている皆さん含め、お会いする方々や地域の皆さんと、どんどん小さなプロジェクトが発生する地域になるといいなと思っています。

もちろん僕も積極的に関わりたいので声をかけてください。

(西陣ネイバーフッド・関目)


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