2023.06.28
気がつけば、2023年も折り返し。コロナの規制も解除され、少しずつ元の日常を取り戻しつつあります。仕事や家事など、何かと慌ただしく過ごしていると、どうしても疲れが溜まってしまうもの。
そこで今回は、我々が「リフレッシュしたい!」というときに訪れるスポットを5つご紹介。
同志社大学の今出川キャンパスの近くにあるシーシャカフェ。2016年から営業しているとのことで、京都にあるシーシャカフェの中では老舗です。
実は、私が京都で本格的にシーシャカフェに行くようになったのも、ここがきっかけ。
シーシャというと、皆さんどのようなイメージを思い浮かべますか?「薄暗いバーで、怪しい煙を吸っている」そんなイメージでしょうか?僕も、当時はそう思っていました……。
ここ「SHEESHA CAFE Moch Pit」は、店内も明るく、おしゃれなカフェの雰囲気で、女性でも気軽に入れます。
また、漫画や本のほか、ボードゲームもいくつか置いているので、友達同士でも楽しめます。
さまざまなボードゲームが揃っています
私もここを訪れたときには、妻とオセロをしています。オセロに熱中しすぎて長居をしてしまう(笑)
入り口の様子(提供:anela)
私が移住してから、通わせていただいているマッサージ店です。2012年10月15日にオープンしたリラクゼーションサロンで、現在は、西陣本店に加え、京都駅店、三条烏丸店、四条大宮店と店舗数を拡大しており、2021年7月には法人化されたようです。
職業柄、1日中座って仕事をしているため、肩・腰・背中の凝りがひどく……。定期的にお世話になっています。
私が決まって頼むコースは、「オイルリンパマッサージ」。指圧マッサージだと、次の日がもみ返しで痛くなる体質なので、移住前からオイルマッサージ一択。
部屋の様子(提供:anela)
気さくなスタッフの方と会話をしながら過ごすマッサージの時間は、仕事のことを忘れられるリフレッシュタイムになっています。
「この場所が、なぜリフレッシュスポット?」と思われるかもしれません。ここをチョイスしたのには深い理由がありまして。
というのも、まだ東京に住んでいたころ、移住するエリアを選定しているときに、この今宮通り(芳春院近辺)から見える景色に一目惚れをしたから!
そして、「今宮神社の近くに住みたい!」となり、今の家に住むに至ったわけです。つまり、自分にとって、ここが原点の地。
あまり、日常の景色にはしたくないから、頻繁に行かないようにしていて、何か思い悩んだとき、散歩しにいったときに、ここの景色をみて、移住を夢見ていたあの頃を振り返るようにしています。
この坂から見える山の稜線は、今見ても綺麗ですね。
京都に来て、まずギャップを感じたのが鉄棒や健康器具が設置されている公園が少ないこと。かわりにシーソーやジャングルジムが多いんですよね。あくまで、僕の観測範囲ですが、北区だけでなく、京都市内全体でどうやらその傾向にあるみたいです。
前住んでいた東京の杉並区の家の周りには、鉄棒のある公園が4〜5箇所はありました。(もしかしたら、自分の住んでいた地域が例外だったのかも)
そんななか、扇町公園には京都市でも珍しい吊り輪があります。トレーニングにうってつけなのか、ムキムキのおじさまがよくここで筋トレしているのを見かけます。
マッサージをしても、すぐに体が凝ってしまうほど忙しいときは、この吊り輪にぶら下がって、体をほぐしています。
ぶら下がるだけでも、良いストレッチになります
夕暮れの様子
最後は、やはり京都人の心の拠り所、賀茂川(鴨川)ですね。鴨川は出町柳の「鴨川デルタ」を境に二つに分かれ、東側が高野川、西側が賀茂川と呼び方が変わります。
私が住んでいる地域を流れているのは、賀茂川。
「京都に移住して良かったことは?」と聞かれたら、必ず理由の1つに挙げるほど、夫婦ともどもお気に入りの場所です。
桜や紅葉など、身近に季節を感じられる賀茂川
実家も多摩川まで近いのですが、やはり賀茂川は別格。なんというか、公園のように開放的で、ゆったりした時間の流れを感じるんですよね。
マイペースに過ごすアオサギ
京都に遊びにきた友達を連れて行くと、みんな決まって「これは最高!めっちゃマイナスイオンを感じる!」と言うので、やはり賀茂川には何か不思議な癒し効果があるようです。
水深が浅い場所もあるため、夏には、子供が川遊びをしている光景も見られます
・・・
実は、この6月で移住して丸2年が経ちました。振り返ってみて、移住生活で大切なことは、自分が心地良いと思う場所やモノ、人と出会うことだと思いました。やはり、移住をすると、友達や行きつけのお店をゼロから作るところからのスタートになります。
ただし、待っているだけでは見つけることはできません。自らが動いて、変化していくことが重要なのかなと思います。急に変わることは難しいかもしれません。だから、少しずつでも良いから、知らないお店、知らない場所、知らない人に出会ってみる。もちろん、そのなかには、全く自分に合わないものもあると思います。しかし、それも1つの発見であり、決して無駄なものではありません。
そんな小さな変化を通して、はじめて自分が心地良いと思うものに出会えるのではないでしょうか。日々西陣、今回はこのあたりで。来月もまたお楽しみに!
(執筆&写真・俵谷夫妻)