2023.11.09
公園や鴨川沿いの木々は紅葉で色づき、いよいよ秋が到来したなと感じる今日のこの頃。
さて、2023年10月15日(日)には京都で「コワーキングフォーラム2023 in 京都」が、そして、その翌日には「ワーケーション MEET UP」が開催されました。
京都市は、個性的なコワーキングスペースが数多く集まる有数の都市です。京都・西陣も、ここ1〜2年で新しいスペースが続々とオープンしており、新しい人の流れが起こりそうな予感。本日は、私が日頃より利用しているスペースをいくつかピックアップしてご紹介します。
※2023年11月9日、執筆時点での情報です
2023年1月にオープンしたシェアオフィス&コワーキングスペースです。立地は、鞍馬口駅「2番」出口から徒歩30秒!駅ビル2F〜3Fにあります。3Fの会員専用フロアには、個別の空調がついた完全個室や、専用ブース席もあります。
老舗の書籍編集企業の「株式会社ワード」が運営しているというだけあって、2Fのオープンスペース内にはさまざまな書籍が並んでおり、自由に読むことができます!
写真:株式会社ワード様提供
本棚には、さまざまな種類の本が並んでいます
写真:株式会社ワード様提供
Canon社製の高画質プリンターも設置しています
ちなみに、オフィスビル入り口そばに、信楽たぬきがひっそりと隠れています。ぜひ、訪れた際は探してみてください。
京都産業大学の学外拠点であり、正確にはコワーキングスペースではないのですが、「町家オープンデイ」として、毎週水曜日の10時〜17時は、一般の方にも開放されています。
1階は、学生や教職員のための交流・ミーティングスペース、2階は起業家育成支援のためのレンタルオフィスになっています。建物はほとんどリノベーションを施さずにそのままの状態になっており、お庭や縁側など昔ながらの京町家を感じながら、仕事をすることができます。
お庭を眺めながら、仕事ができます
畳がある空間で、奥にある縁側では「エンガワーキング」も可
そんな縁側からは広いお庭と蔵も見えます
蔵の前には、夫婦の信楽たぬきが!
北大路堀川にあるコワーキングスペースです。2023年11月1日にオープンされ、印刷・出版・プロモーションを手がけるサンケイデザイン株式会社が運営しておられます。「Kyoto love Kyoto.」を運営している会社といえば、ピンと来る方も多いかもしれません。
出版した書籍なども、入り口近辺に飾っています
開放的な窓際のカウンター席やテーブル席に加え、半個室エリアや個室席もあるから、メリハリをつけて仕事ができそうです!
「半個室エリア」も仕切りがあるから、集中して仕事ができそう
カウンター席は、目の前に大きな窓が。陽の光を浴びながら気持ちよく仕事ができます
ネスカフェのコーヒーマシンも!
100箇所以上で展開する世界最大規模のグローバルネットワーク「Impact HUB」の拠点の1つ、Impact Hub Kyoto。
2006年に国の重要文化財に指定された「京都中央電話局西陣分局」の建物内にあります。
階段の踊り場には、西陣産業創造會舘の成り立ちが書かれたボードが。
定期的にイベントを開催しており、過去、2006年ノーベル平和賞を受賞したムハマド・ユヌス博士と高校生が語り合うイベントや国内屈指のベンチャーキャピタリスト、村口 和孝氏のスタートアップ道場などが開催され、国内外のネットワークを構築することができます。
また、ワークスペース内に設置されている本棚は「Hub Kyoto Open Library」と呼ばれており、本をコミュニケーションツールとしたイベントも多数実施しています。
「Hub Kyoto Open Library」の様子。さまざまなジャンルの本がずらりと。
フリースペースでは、オンライン会議もOK!
3階にも広いお部屋があります(Impact Hub Kyoto様提供)
3階からは比叡山と大文字山がきれいに見えます。(Impact Hub Kyoto様提供)
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うだるような夏の暑さは過ぎ去り、秋風が気持ち良い季節になりました。自宅では集中して仕事ができない……。そんなときは、ちょっと西陣でも散策しながら、今日紹介したスペースを巡ってみてはいかがでしょう?
(執筆&写真・俵谷夫妻)